「法律は、侍にとっての刀のようなものだ、多数者によって決められるのが法律で、多数派や強い者、権力者側にとって都合の良いものであり、法律によって彼らは守られる。侍もまた、権力者(主君)を守るために刀を使う。けれど、時に、大塩平八郎のように、民の為、その刃を権力者に向けた者もいた。法律家よ、あなたは、その刀をどう使うか」といった文章を読んだことがあります。
弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする旨弁護士法に定められていますが、なかなか現実は上手くいきません。法律で迅速適切に解決できる紛争もありますが、限界を感じることもしばしばです。
ただ、理不尽なことを出来る限り減らすことができるよう、法律を使ってみなさまのお役に立てるよう、適切な解決を目指して努めていきたいと思っております。
また、私の高校時代の友人の多くが医療の世界に進んでいます。
彼らが語る理想と、実際に直面している厳しい現実を理解しつつ、良心的な医療を今よりも一層拡充する為、主として患者側の代理人の立場で、彼らの経験や知識を頂戴し、協力も得ながら、医療の問題にも取り組んでいきたいと思っております。